隠秘的なもの・占い
アグリッパ・フォン・ネッテスハイム-----------------
ルネッサソスの渦のなかで、当時の隠秘論者のうちでたぶんもっとも重要な人物だったハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイムは、一つの地位から他の地位へ、国から国へ、栄光から牢獄へ、しずかな研究から戦場へ、富裕から貧困へと追いやられました。
彼は博学の人として、同時代の偉大なヒュマニストであるメラソヒトン、エラスムス、カンペッジョ枢機卿などと文通した。
アグリッパは、生来傾倒していた隠秘的なものの知識について執筆するようにと、修道院長のトリテミウスにすすめられました。
そのころ真の開花期を迎えていた新プラトン説を彼がうけ入れたことは、中世のアリストテレス説に対立するものとして、ヒュマニストたちによって擁護されました。
アグリッパは新プラトン派のプロティノス、イアムブリコス、ポルフユリオスなどを研究しているうちに超自然的なものや隠秘的なものに没頭するようになり、これらの哲学者に対する彼の熱意は、学者としての批判力をおさえつけてしまいました。
・・・今占いでは、電話の占いサービスもありますが、当時は全て対面式だったことを思うと、現代はだいぶ占いが身近になりました。
